ドイツと日本

ドイツで20万人規模の反原発デモ。
ドイツ人のクラスメイトに、日本に対してドイツは親近感を持っているんだよ、と聞かされたことがあります。
日本で言うところの「職人」にあたる「マイスター」という言葉は、いわゆる「職人気質」という価値観もとても近いものがあると。

フィリピンで仕事をしていたとき、現地のみなさんが時間にかなりルーズ（朝8時集合と言ったのに、全員集まったのが夕方5時とかｗ）なことをちょっと意見したら、「日本人はもはやドイツ人だ」と言われたことがありました。

大学では第二外国語でドイツ語取ってました。中退してしまったのでもう完全に初級の1ページ目程度しか理解できませんが。
知人のいとこがドイツでウルトラ有名なDJで、「日本大好き」と言っていたのも記憶に新しいです。

そしてこのデモです。
日本では、起きないですね、デモって。
それどころじゃねえよっていうふうにもたしかに思います。

わたしは震災発生後の菅直人の会見を見たとき、その内容の酷さに友人と「やばいぞ、さすがにこれは暴動が起きる」と言っていたのですが、起きやしませんでした。
首都圏の電力供給のために、地方にだけ建てられている原子力発電所を「クリーンでエコなエネルギー♡」と言っていた東電や他企業に懐疑的になる人も増えたかと思います。
でも、なんか今、反原発の発言するとボッコボコにされるみたいな雰囲気に満ち満ちてて、戦時中ってこうだったんだろうなと、東京大空襲を生き延びたばあちゃんの気持ちがわかった気がしました。

マスコミと東電のつながりがわかる画像を見つつけてしまった。
ああ・・・これが確証のある文書でないことを祈る。
マスコミっつうかNHK・・・国営放送と東電か。