ライムグリーンの気持ちwith YAMAHA BLUE

バイク、デジもの、ゲーム(レトロ気味)、その他諸々の趣味と買い物と遊びとつぶやきを綴ります。

モトショップ功和さんで修理箇所確認と見積もり&いい話

今日は2時間睡眠で麻布十番まで診察へ行き、その足で世田谷代田(下北の隣)のバイクショップへ。

4/19の交通事故でぶっ壊れたバイクの修理箇所確認のため、蒸し暑い中テクテク徒歩で懐かしい風景を見ながら、最新のモデル(KAWASAKIのバイク)でいっぱいに飾られたショーウインドウに見とれつつ、お店の中へ。

3年前まで杉並に住んでいて、このショップさんまでバイクで15分くらいだった頃は、12ヶ月点検はもとより、バッテリー干上がりやライディングスクールイベントの参加など、頻繁に通ってお世話になっていました。

世田谷代田、丸3年ぶり。

下北沢の隣の駅だったんだね〜。

曲がったハンドル、歪んだフロントフォーク、折れて吹っ飛んだブレーキレバーにタンデムステップ、ガリガリと傷のついたシュラウドにフェンダー、そしてマフラー。

マフラーは、傷が目立つ以外走れないことはなかったけど、なんとレース用のものであることが判明。
SALEで安かったから買ったんだけど。
道理でボガルルン!ボガルルン!つって近所迷惑だったわけだ。
勿体無いけど、自宅にあった純正品に付け替えてもらうことにしました。

ホイールにも傷が着いていたけれど、これはペイントで軽く隠せる範囲。

ガタガタのバイクを見て、身体がかすり傷で済んだ奇跡をありがたく思った。

パーツを発注して修理が終わるまでだいたい1週間とのこと。
欠品がなければ。

そんな修理に関する話の途中で、「あれ、MITCHさん仕事は今日休み?」

過労による精神疾患で休養中であることを話すと、あるお客さんの話をしてくれた。

常連だったのがしばらく連絡がなく、点検の案内で電話すると、原因不明で会社に行ける状態にないと奥さんが出た、と。

半年家に篭っているというので、店に顔を出すよう誘ったところ、ちょいちょい遊びに来るようになり、徐々に笑顔を取り戻し、バイクに乗りたいと言い出したそう。
お店で750ccの新車を買って、お店のイベントツーリングや常連仲間と飲みに行けるほど回復し、今では会社にも復帰できているという話だった。

修理担当のメカニックさんは、情報に溢れている昨今、体で体感する経験こそ大事なんですよ、と。

心配事はいくらでもできるけれど、情報もいくらでもネットなどで得られるけれど、体験は得られない。

女も男も関係ないんです、とメカニックさん。
なんでそこ?と思ったけど、とにかく悩みは皆同じ、人間は皆同じ、女だからとか男だからとかは後付けなんです、って。

もしかしたら、なんとなく私のことわかってて話してるのかなと思った。

気の合う相手が男だろうが女だろうが、出会って、経験して、共有して行くことで、どんどん視野が広がると。

バイク乗るならバカでないと!と言っていた。バカなこと真剣にやる。

そういう小さな経験の積み重ねが元気の元になるんですよ、だそう。

それ、カウンセラーに言われたな。大きなプロジェクトなんかの達成感なんかより、日々の積み重ねの経験の方がずっと大きなエネルギーのリソースになる。

見積書に書き込みをし、バイクを倉庫に戻しながら、突然メカニックさんが言った。

「だからわたしはMITCHさんのこと好きですよ!」

へ?と一瞬思った。
同時に、すごく嬉しかった。

バイクバカ、本当のバイクバカはジェントルマンなんです。
よくわかりました。

7月に本栖湖キャンプツーリングがあるからねー!と帰りがけに言われた。

へへへ、行けるかどうかわからないけど、他のイベントも含め参加できるように、バイクバカでいよう、体力つけよう、そう思いました。

元KAWASAKI専属メカニックさんがいて、レンタルバイクで気になるあのバイクも試乗できる、素敵なジェントルメン揃いのバイクショップは、世田谷代田の宮前橋交差点にある「モトショップ功和(こうわ)」。
http://www.ms-kouwa.co.jp/info/
バイクお求めの際には是非一度お立ち寄りください!